Claude Codeの作業フォルダをWindowsで作る手順 — どこに置くかで使い心地が変わる
公開 2026-04-11 更新 2026-09-11

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Claude Codeは、起動したディレクトリをプロジェクトの作業場所として読み取ります。最初に専用フォルダーを決めると、別の資料や秘密情報を誤って見せる可能性を減らせます。Windowsでのパスの扱いはQuickstartとHow Claude Code worksの前提に合わせます。
専用フォルダーを作る
この記事は、WindowsのPowerShellからClaude Codeを起動する人向けです。まだ導入していない場合はWindowsへのインストール手順を先に確認してください。「ディレクトリ」は、ここではフォルダーと同じ意味で使っています。
次の図では、ホームの下に作業をまとめるProjectsを置き、その中のsample-appを今回の作業場所にしています。Projects全体ではなく、作業したい一つのフォルダーまで移動してから起動します。
図のREADME.mdは、プロジェクトの説明を書くファイルの例です。フォルダー作成のコマンドだけでは自動作成されません。最初の練習は空のフォルダーからでも始められます。
PowerShellで次を実行します。
New-Item -ItemType Directory -Path "$HOME\Projects\sample-app" -Force
Set-Location "$HOME\Projects\sample-app"
$HOMEは現在のWindowsユーザーのホームです。エクスプローラーで作っても構いません。既存のGitリポジトリを扱うなら、そのリポジトリのルートへ移動してからclaudeを起動します。
正しい場所へ移動できたか確かめる
一行ずつ実行して、claudeを起動する前に次のコマンドで確認すると安心です。
Get-Location
Get-ChildItem -Name
Get-Locationは現在の場所、Get-ChildItem -Nameはその中のファイルやフォルダーの名前を表示します。現在の場所の末尾がProjects\sample-appになっていれば、上の例の移動先と一致します。作ったばかりの空のフォルダーなら、名前の一覧に何も出なくても異常ではありません。
違う場所だった場合は、ファイルを移動・削除する必要はありません。Set-Locationで正しい作業場所へ移動し直します。パスに空白がある場合も、上の例のように全体を二重引用符で囲みます。
場所が合っていることを確かめてから、Claude Codeを起動します。
claude
次は、すでにあるプロジェクトへ移動する場合の例です。あなたの名前とmy-projectを実際のパスに置き換えてください。
Set-Location "C:\Users\あなたの名前\Documents\my-project"
git status
claude
置き場所を選ぶ基準
同期フォルダー、デスクトップ、ダウンロード、ネットワークドライブは、バックアップやファイルロック、権限の影響を受けることがあります。プロジェクトのソースと生成物を分け、.env、秘密鍵、個人資料を同じツリーへ置かないのが基本です。Claude Codeは必要に応じてプロジェクトのファイルを読み取るため、起動場所を広いホーム全体にしないほうが意図を制御しやすくなります。
Gitリポジトリなら先に状態を確認
Gitはファイルの変更履歴を管理する道具です。新しく作った空のフォルダーは、作っただけではGitリポジトリになりません。次の確認は、すでにGitで管理しているプロジェクトが対象です。
依頼前に次を確認します。
git status --short
git branch --show-current
未コミットの変更がある場合は、その旨を依頼文に書き、変更を混ぜないようにします。権限モードを確認し、最初は「ファイルを変更せず構成を説明して」と依頼するのが安全です。CLAUDE.mdをルートに置くと、規約やテスト手順をセッション開始時に伝えられます。
not a git repositoryと出た場合は、その場所がGit管理されていないか、別のフォルダーを開いている可能性があります。Get-Locationで場所を確かめ、元からGit管理されているプロジェクトならそのルートへ移動してください。このエラーだけでClaude Codeの導入失敗とは判断しません。
最初は場所と構成の確認を頼む
現在の作業フォルダーのパスと、直下の構成を説明してください。
まずは名前の一覧だけを確認し、ファイルの中身はまだ読まないでください。
ファイルの作成・変更・削除は行わないでください。
対象がsample-appではなければ、作業を進めず知らせてください。
返ってきたパスと一覧が、自分の想定する作業場所と一致するかを確認してから、次の依頼へ進みます。専用フォルダーを選ぶことは、読み取り範囲を技術的に完全隔離する設定ではありません。アクセスの許可範囲は権限の設定でも確認してください。
WSL2との違い
WSL2の/home/...とWindowsのC:\Users\...は別の実行環境です。どちらでclaudeを起動したかにより、PATH、Git、認証、設定ファイルの場所が変わります。Windows用の手順をWSLのシェルへそのまま貼り付けず、WindowsとWSLの設定を確認してください。
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