「WindowsでClaude Codeを使いたいけど、何を入れなきゃいけないの?」——そう思っている方へ。この記事では、公式が推奨するNative Install方式でWindows環境にClaude Codeを導入する手順を案内します。PowerShellに1行コマンドを貼り付けるだけでインストールできます。
この記事でやること
Claude CodeをWindowsにインストールして、すぐに使える状態にするまでを説明します。
ここで紹介するのは、Anthropic公式が推奨している Native Install方式 です。Windowsネイティブ環境向けに用意された方法で、PowerShellでコマンド1行を入力するだけで済みます。Node.jsのインストールは不要で、Git for Windowsが入っていればそのまま進められます。
流れは次のとおりです:
- Git for Windowsが入っているか確認する
- PowerShellを開く
- コマンド1行でClaude Codeをインストールする
- バージョン確認でインストールできたか確かめる
- 初回ログインをする
対応環境
この手順は次の環境で利用できます。
- OS: Windows 10(バージョン1809以降)または Windows 11(64bit)
- 前提: Git for Windows がインストールされていること
- シェル: PowerShell(Windows標準搭載)
Windows 10の古いバージョンをお使いの場合は、事前にWindows Updateで最新版への更新をおすすめします。
事前に必要なもの
Claude Codeをインストールする前に必要なものは、Git for Windowsだけです。
ほかのサイトを見ると「Node.jsも必要」「npmもインストールして」と書かれていることがありますが、Native Install方式では不要です。必要なランタイムが自動で同梱されるため、Node.jsやnpmを別途入れる手間はありません。
Git for Windowsが入っているか確認する
PowerShellを開いて、次のコマンドを入力してください。
git --version
次のようにバージョン番号が表示されれば、すでにインストールされています。
git version 2.47.1
バージョン番号は環境によって異なりますが、git versionに続いて数字が表示されていれば問題ありません。
Git for Windowsが入っていない場合
- ブラウザで Git for Windows公式サイト を開く
- 「Download」ボタンをクリックしてインストーラーをダウンロードする
- インストーラーを起動し、表示に沿って進める(基本的には「Next」を押していけば問題ありません)
- インストール完了後、PowerShellを開き直して
git --versionで確認する
Git for Windowsを入れると、Claude Codeで使うGit BashとSSHも一緒にインストールされます。
Step 1: PowerShellを開く
Windowsに標準搭載されているPowerShellを使います。追加で何かを入れる必要はありません。
- キーボードの Windowsキー を押す
- 「PowerShell」と入力する
- 検索結果に表示された Windows PowerShell をクリックする
青い背景の画面が開きます。これがPowerShellです。管理者権限は不要で、通常のまま開いて大丈夫です。
補足: スタートメニューに「Windows PowerShell」と「Windows PowerShell (x86)」の両方が表示されることがあります。その場合は、通常の「Windows PowerShell」を選んでください。(x86)は32bit版で、ここでは使いません。
Windows Terminalを使っている場合は、スタートメニューで「terminal」と入力して開いてください。
Step 2: Claude Codeをインストールする
PowerShellに次のコマンドをコピーして貼り付け、Enterキーを押してください。
irm https://claude.ai/install.ps1 | iex
この1行でインストールが始まります。
コマンドの意味
irm(Invoke-RestMethod):公式サイトからスクリプトを取得するiex(Invoke-Expression):取得したスクリプトを実行する
「スクリプトをダウンロードして、そのまま実行する」という意味です。
インストール中の画面
コマンドを実行すると、画面にプログレスバーやダウンロード状況が表示されます。環境によりますが、通常は数十秒以内に完了します。
完了すると、プロンプト(PS C:\Users\...)が戻ってきます。エラーメッセージが出ずにプロンプトに戻れば、インストール成功です。
Native Installでは、バックグラウンドで自動更新も行われます。
Step 3: インストールできたか確認する
インストールが終わったら、正しく入ったか確認しましょう。
PowerShellで次のコマンドを入力してください。
claude --version
バージョン番号が表示されれば、インストール成功です。
Claude Code vX.X.XX
(バージョン番号はリリース時期によって異なります)
「claudeが見つかりません」というエラーが出た場合
PowerShellを一度閉じて開き直してから、もう一度 claude --version を実行してみてください。インストール直後は環境変数(PATH)の更新がPowerShellに反映されていないことがあります。開き直しても解決しない場合は、Windowsを再起動してから確認してください。
Step 4: 初回ログインする
インストールが確認できたら、Claude Codeを起動してログインします。
- PowerShellで次のコマンドを入力する
claude
- 初回起動時、ブラウザ認証が開始されます。画面の指示に従って進めてください:
- 自動的にブラウザが開き、Anthropicのログインページが表示されます
- Anthropicアカウントでログインする
-
認証が完了すると、PowerShell側に戻り、Claude Codeが使える状態になります
-
ブラウザが自動で開かない場合は、画面に表示されたURLをコピーして手動で開いてください
補足: Claude Codeを利用するには、対応するAnthropicアカウントが必要です。Pro、Max、Team、Enterprise、Consoleなどのプランで利用できます(無料のClaude.aiプランでは使えません)。Amazon BedrockやGoogle Cloud Vertex AIなどの外部プロバイダー経由でも利用できる場合があります。詳しくはAnthropic公式サイトで確認してください。
ログインが完了すると、Claude Codeのプロンプトが表示されます。
うまくいかない時は
手順通りに進めてもエラーが出る場合は、以下の対処法を試してください。
「claudeが見つかりません」と表示される
- まずPowerShellを閉じて開き直し、
claude --versionを実行する - それでも解決しない場合は、Windowsを再起動してから確認する
- 再起動後も認識されない場合は、インストールコマンドをもう一度実行してみる
インストール直後は環境変数の更新がPowerShellに反映されていないことがあります。
「Gitが見つかりません」「gitが認識されていません」と表示される
Git for Windowsが正しくインストールされていない可能性があります。「事前に必要なもの」のセクションの手順に沿って、Git for Windowsを再インストールしてください。
再インストール後も認識されない場合は、PowerShellを開き直すか、Windowsを再起動してください。
Git Bashが見つからない場合
Git BashはGit for Windowsに同梱されています。スタートメニューで「Git Bash」と検索してみてください。
見つからない場合は、Git for Windowsのインストールが完了していない可能性があるため、インストーラーをもう一度実行してみてください。
Git for Windowsは入っているのにClaude CodeがGit Bashを認識しない場合は、Claude Codeのユーザー設定ファイル(settings.json)でGit Bashの場所を明示することで解決できます。
設定ファイルは ~/.claude/settings.json(Windowsでは C:\Users\<ユーザー名>\.claude\settings.json)にあります。このファイルをメモ帳などで開き、次の内容を追加してください(デフォルトのインストール先の場合)。
{
"env": {
"CLAUDE_CODE_GIT_BASH_PATH": "C:\\Program Files\\Git\\bin\\bash.exe"
}
}
すでに他の設定が書かれている場合は、既存の内容にこの項目を追加してください。.claude フォルダがない場合は、新しく作成してください。
Gitのインストール先がデフォルトと違う場合は、PowerShellで where.exe git を実行してGitの場所を確認し、そのフォルダ内の bin\bash.exe を指定してください。
インストール時に接続エラーが出る場合
インストールコマンドを実行して接続エラーが出る場合は、PowerShellで以下のコマンドを実行してから、もう一度インストールコマンドを試してみてください。
[Net.ServicePointManager]::SecurityProtocol = [Net.SecurityProtocolType]::Tls12
これは通信時のセキュリティプロトコル(TLS)のバージョンを明示するコマンドで、環境によってはこれを指定しないと接続に失敗することがあります。
「スクリプトの実行が無効です」と表示される
Windowsの実行ポリシーがスクリプトの実行をブロックしている場合にこのエラーが出ます。以下のコマンドを実行してから、再度インストールコマンドを試してください。
Set-ExecutionPolicy -Scope CurrentUser RemoteSigned
このコマンドは、自分のユーザー環境でのみスクリプト実行を許可する設定です。システム全体には影響しません。ただし、多くのWindows環境ではこの設定変更なしでもインストールできるため、まずはインストールコマンドをそのまま試して、このエラーが出た場合に対処してください。
権限エラーが表示される
PowerShellを右クリックして「管理者として実行」を選び、管理者権限で起動し直してからコマンドを実行してください。
企業ネットワーク(プロキシ環境)を使っている場合
社内ネットワーク経由でインターネットに接続している場合、プロキシ設定が原因でインストールできないことがあります。会社のIT部門に相談して、プロキシ経由でのスクリプト実行が許可されているか確認してください。
補足: npmでインストールする場合
特別な理由がない限り、上記のNative Install方式を使ってください。
npm方式は、複数バージョンのClaude Codeを切り替えて使いたい場合など、特定の目的がある方向けです。公式のメインルートではありません。
npm方式を選ぶ場合、Node.js(LTS版)が必要です。
- nodejs.org からLTS版をダウンロードしてインストールする
- PowerShellで次のコマンドを実行する
npm install -g @anthropic-ai/claude-code
claude --versionで確認する
Node.jsのバージョン管理が必要な場合は、nvm-windows の導入も検討してください。
最後に確認すること
すべての手順が終わったら、最後に2つ確認しましょう。
PowerShellで次のコマンドを実行してください。
git --version
claude --version
両方ともバージョン番号が表示されれば、環境の準備は完了です。
念のため claude コマンドで起動し、ログインできることも確認しておいてください。
これでClaude Codeが使える状態になりました。次はプロジェクトフォルダを作って、Claude Codeに指示を出してみましょう。
インストールが完了したら、次に何をすべきか迷った場合はClaude Codeの目的別ロードマップで全体の流れを確認できます。
まとめ
Git for Windowsが入ったWindows環境なら、Claude CodeのインストールはPowerShellで1行のコマンドで済みます。irm https://claude.ai/install.ps1 | iex を実行して claude --version で確認——この2ステップが基本です。
インストールができたら、プロジェクトフォルダを作ってClaude Codeに指示を出してみてください。








