WindowsでClaude CodeのAuto Modeを使う前に:権限とサンドボックスを確認する
公開 2026-04-24 更新 2026-09-20

関連テーマ:権限と実行範囲を確認する
Auto Modeは、操作ごとに分類器が安全性を評価し、確認回数を減らす仕組みです。すべてを無条件に承認する機能ではありません。Windowsでは、権限モードと実行環境(Windowsネイティブ、WSL2、コンテナ)を分けて考えます。最新の判断材料はpermission modes、permissions、sandboxingです。
Auto Modeの前提
Windowsで迷いやすい三つの役割を分けて見ます。
- 権限モードその操作で確認を求めるかを扱う。Autoもこの軸。
- Windows/WSL2どのファイル・PATH・認証・設定を使うかを確認。
- サンドボックス対象ツールのファイルやネットワークの到達範囲を制限。
Autoを選んでも環境の隔離は自動で同じになりません。自分が起動した環境と各設定を別々に確認します。
Autoは操作のリスクを分類して確認を判断します。判定の詳細を利用者が完全に列挙できる仕組みではないため、「Autoなら削除や公開も安全」と考えないでください。起動時のモードはプラン、設定、組織ポリシーで変わります。画面のモード表示を確認し、必要ならShift+TabでDefaultやPlanへ戻します。
2026年9月20日に公式資料で照合した判定経路は次のとおりです。サーバー側の判定はv2.1.278以降が前提で、契約・接続先・認証方式によって経路が変わります。
| 判定の経路 | 利用者が確認すること |
|---|---|
| モデルへのリクエスト内でサーバーが判定する | この経路では別の分類器呼び出しは発生しません。すべての接続で使えるとは限りません。 |
| サーバー側で判定できず、別の分類器リクエストへ戻る | 接続先や認証方式によって起こります。課金対象なら表示される料金の案内を確認します。 |
「自分のPCだけで判定する」「Autoの判定は必ず追加費用なし」とは決めつけず、まずターミナルで claude --version を確認します。古い版や表示が異なる環境では、設定をむやみに追加せずWindowsの導入方法別の更新手順へ進んでください。この判定経路は公式説明の照合であり、各契約・接続先での実機検証ではありません。
WindowsネイティブとWSL2
Windowsネイティブでは、Claude Codeが使うシェルはGit for WindowsがあればBash、なければPowerShellになる場合があります。WSL2ではLinux側のファイル、PATH、認証、設定を使います。C:\...と/home/...は同じ作業環境ではありません。Windows側で許可したパスや環境変数がWSL側へ自動的に引き継がれるとは限らないため、WSLでのDesktop利用と自分の起動環境を確認します。
サンドボックスとの違い
権限モードは承認フロー、サンドボックスはBashのファイルシステムやネットワークの隔離を担当します。サンドボックスを有効にしても、アプリ全体のすべての操作が無害になるわけではありません。許可する書き込みパス、ネットワーク先、開発ツールの認証を最小限にします。より強い隔離が必要なら、公式のサンドボックス環境比較でDev ContainerやDocker、VMと脅威モデルを比較します。
Autoとサンドボックスを併用する場合、ネットワークの判定ではコマンドとその接続先をまとめて確認し、承認された接続先一覧をそのコマンドに適用します。接続のたびに分類器を呼ぶ仕組みではありません。一度通った通信を、以後すべてのコマンドへの恒久的な許可と読み替えないでください。
実務での確認順
- Gitの作業ツリーとバックアップを確認する。
- Autoを使うプロジェクトを専用フォルダーに限定する。
settings.jsonや管理設定で許可ルールとネットワークを確認する。- 作業後に差分、テスト、生成物、外部への送信を確認する。
権限確認を減らす設定とサンドボックスも参照し、確認を消すこと自体を目的にしないでください。
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