Claude Codeでどこまでできる?

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Claude Codeに頼むだけで、ブログのカテゴリ整理はどこまでできる?

Claude Codeに頼むだけで、ブログのカテゴリ整理はどこまでできる?

ブログのカテゴリ、気づけば増えすぎていませんか? このブログも運営を始めてしばらく経った頃、「これとこれは同じカテゴリでよかったのでは」「このカテゴリ、記事が1件しかない」という状態に陥っていました。そこで、カオス状態のカテゴリ整理をClaude Codeに頼んでみることにしました。現状分析と再編案の設計までは依頼文だけで進みましたが、カテゴリ名の最終判断や読者目線での確認は人がやる必要がありました。

この記事で確かめること

Claude Codeにブログのカテゴリ整理を依頼して、どこまで進められるかを検証します。現状のカテゴリ分析、再編案の設計、WordPress上でのカテゴリ操作、整合性確認までを一通り試しました。カテゴリが増えすぎて整理に悩んでいる方に、どこまで任せられるか、どこからは人が確認すべきかの目安をお伝えします。

前提(始める前に知っておくこと)

この記事は以下の環境で検証しています。

  • Windows 10 / 11 が動くPC
  • Claude Codeがインストール済み(まだの場合は、別途はじめ方の記事を参照してください)
  • WordPressブログを運営中で、カテゴリが既にいくつかある状態

今回の検証対象は、カテゴリが10個前後・記事数が数十件程度のブログです。カテゴリが2〜3個しかないブログだと「整理するまでもない」話になってしまうので、ある程度カオスになっている前提で読み進めてください。

環境について: この記事の検証では、筆者がClaude Code用に組み込んだ独自の管理モジュールを使っています。カテゴリや記事の情報取得、WordPress上での操作は、この独自セットアップとWordPress REST APIの連携が前提です。Claude Code本体に最初から備わっている機能ではなく、連携前提の仕組みです。

やりたいこと(カテゴリがカオスになっている)

ブログを書き始めた頃は「とりあえずカテゴリを作って分類しよう」と思っていても、半年、一年と経つうちに状況は変わってきます。カテゴリ名を適当に決めたせいで「これとこれは同じカテゴリでよかったのでは」と後から気づくことも。分類基準がブレて似たようなカテゴリが複数あったり、逆に記事が1件しか入っていない空っぽのカテゴリがあったり。

自分でもどこに何があるか分からなくなると、読者にとってはなおさら分かりにくいはず。カテゴリ整理をやろうと思っても、「どこから手を付ければいいか」「どういう基準で分ければいいか」で止まってしまう——これをClaude Codeに解決してもらえるのか。それが今回の検証の目的です。

Step 1: 最初の依頼(カテゴリ整理を頼んでみる)

まずは、Claude Codeにカテゴリ整理をお願いする依頼文を出しました。例えば次のような内容です。

ブログのカテゴリを整理したい。
現状のカテゴリ一覧を確認して、重複や分類の不備があれば指摘してほしい。
また、読者が迷わないカテゴリ構成の提案もお願いします。

この依頼文の意図はシンプルです。「まず現状を見てほしい」「問題があれば指摘してほしい」「改善案も出してほしい」の3点を伝えています。最初から細かい指示を出すと、かえってClaude Codeの判断が縛られることがあるので、あえてざっくり頼んでみました。

期待していたのは、カテゴリの一覧取得、重複の検出、そして再編案の提示までを一気に進めてくれること。結果は次の通りです。

Step 2: 最初の結果(現状分析はどこまでできたか)

筆者の環境では、Claude Codeがcategory-treeコマンドでカテゴリの階層構造を可視化し、inventoryコマンドで各カテゴリに属する記事数を確認してくれました(これらは筆者の独自セットアップで使えるコマンドです)。出力は次のようなイメージです。

カテゴリ構成(現状):
├── Claude Code入門 (3記事)
├── AI活用 (5記事)
├── ブログ運営 (2記事)
├── 検証実験 (4記事)
├── AIツール比較 (3記事)
└── 未分類 (1記事)

重複しそうなカテゴリ(「AI活用」と「AIツール比較」など)を指摘してくれた点と、記事が1件も入っていない空カテゴリを見つけてくれた点は良かったです。現状の問題点は、おおむね押さえられていました。

一方で、「読者目線でこの分類は使いやすいか」という判断は弱めでした。「AI活用」と「AIツール比較」を統合すべきか分けるべきか——Claude Codeは機能的な観点(記事数や内容の重なり)から判断しましたが、読者がどう探すかという視点が抜けていました。このあたりは読者層や方向性で正解が変わる部分なので、最後は自分で確認しました。

Step 3: 修正指示(もっと具体的にカテゴリ再編案を作らせる)

最初の依頼文では「読者目線での分類判断」が不十分だったため、修正指示を出しました。具体的には次のような内容です。

読者は「Claude Codeの使い方を知りたい」と「AIでブログをどう運営できるか知りたい」で
大きく2つの目的で来る人が多いです。
この前提でカテゴリを再編して、具体的なカテゴリ名と階層構造の提案を作ってください。

ポイントは、読者像を補足したことと、具体的なカテゴリ名まで出すよう指示したことです。最初の依頼文では「読者が迷わない構成」と抽象的でしたが、今回は読者の目的という具体的な軸を与えました。

「読者目線」を抽象的に伝えただけでは、Claude Codeが読者層を推測する材料が足りないということでした。読者像やブログの方向性を伝えると、提案の質がグッと上がります。

Step 4: 修正後の結果(カテゴリ再編案の品質)

修正後は、だいぶ方向性がはっきりしました。カテゴリ名が読者目的に沿ったものに変わり、「Claude Code入門」「Claude Code応用」「AIブログ運営」といった形で、読者が何を探しているか分かりやすい命名になりました。階層構造も整理され、親カテゴリの下に子カテゴリがぶら下がる構成に。空カテゴリは統合するか削除する方向で整理されました。

修正前の「AI活用」「AIツール比較」は「AIブログ運営」の下に統合され、重複感がなくなりました。この時点で、手元のカオスなカテゴリがかなり整理しやすくなったと実感しています。

ただし、カテゴリ名に「Claude Code応用」という表現が含まれていたものの、「応用」が指す範囲が広すぎて読者に伝わるか微妙でした。「Claude Code活用テクニック」等に変えた方が分かりやすいと感じました。また「検証実験」というカテゴリが独立していましたが、ブログ全体の方向性を考えると「Claude Code活用テクニック」に含めてもよいと思いました。

命名のセンスや分類の粒度は、やはり人が最後に目を通した方が安心できる部分でした。

この時点でのやり取りは合計2往復(最初の依頼+修正指示)でした。

Step 5: WordPress上で実際にカテゴリを操作してみる

再編案が固まったので、次はWordPress上で実際にカテゴリを操作してもらいました。

筆者の環境では、Claude Codeがwp-syncなどのコマンドを使ってカテゴリの作成・更新・記事の再分類を順に実行しました。これらはWordPress REST APIを経由した操作で、事前に認証設定(アプリケーションパスワード等)が済んでいる前提です。Claude Code単体でWordPressに接続できるわけではなく、API連携の準備が別途必要になります。

流れとしては次の通りです。

  1. 新しいカテゴリを作成 — 再編案に基づく親カテゴリと子カテゴリをWP REST API経由で作成
  2. 既存記事の再分類 — 各記事を新しいカテゴリに割り当て直し
  3. 旧カテゴリの整理 — 記事が移動済みの空カテゴリを統合または削除

今回の検証では、カテゴリの作成と記事の再分類は指定通りに実行されました。スラッグも自動で設定されました。

注意点:

  • カテゴリを削除したとき、そのカテゴリにしか属していなかった投稿はWordPressのデフォルトカテゴリ(通常は「未分類」)に移動します。ほかのカテゴリにも属している投稿は、残りのカテゴリに留まったままです。今回の検証では再分類を先に済ませていたので問題ありませんでしたが、順序を間違えると意図せず投稿がデフォルトカテゴリに移る恐れがあります
  • 親子関係を変えると、カテゴリアーカイブページのURLが変わるケースがあります。ただし、これはパーマリンク設定やスラッグの構成、テーマの仕様によって影響範囲が異なります。SEOを気にする場合は、URLの変化がないか確認し、必要に応じてリダイレクトの設定を検討してください

今回の検証では、WordPress操作の正確性は高く、依頼文の内容通りに実行されています。ただし、操作の順序や副作用への配慮は、人が確認した方が安全な場面がありました。

どこまで頼むだけでできた?

ここまでの検証結果を整理します。

頼むだけでできたこと:

  • カテゴリの現状分析(一覧取得、重複検出、空カテゴリの発見)
  • 再編案の設計(読者像を伝えれば、それに沿った構成を提案)
  • WordPress上でのカテゴリ操作(作成、記事の再分類、旧カテゴリの統合・削除)— 独自セットアップ・API連携前提
  • 操作後の整合性確認(全記事が新しいカテゴリに振り分けられているかのチェック)

頼むだけでは到達しなかったこと:

  • カテゴリ名の最終判断(「応用」より「活用テクニック」の方が分かりやすい、等の命名のセンス)
  • 読者目線での分類確認(読者が実際にどう探すかは、ブログ運営者の感覚に依存する)
  • 空カテゴリの削除可否(アーカイブ的な価値を残すかどうかの判断)
  • SEOへの影響評価(URL変更に伴うリダイレクトの要否)

やり取りの回数: 今回の検証では全3往復(最初の依頼、修正指示、WordPress操作の指示)で完了しました。

最終結果(整理後のカテゴリ構成)

最終的なカテゴリ構成は次のようになりました。

整理後のカテゴリ構成:
├── Claude Code入門 (3記事)
│   └── インストールと基本設定
├── Claude Code活用テクニック (7記事)
│   └── 検証実験
├── AIブログ運営 (4記事)
│   └── AIツール比較
└── ブログ運営ノート (2記事)

整理前は10個のフラットなカテゴリが並んでいましたが、整理後は4つの親カテゴリに子カテゴリがぶら下がる形になり、読者が「Claude Codeについて知りたい」のか「ブログ運営全般について知りたい」のかで迷いにくい構成になりました。

特に大きく変わったのは、「AI活用」「AIツール比較」「検証実験」という3つの似たカテゴリが「Claude Code活用テクニック」と「AIブログ運営」に集約された点。記事数も偏りが減り、どのカテゴリにも2件以上の記事が入っています。

この検証の振り返り

振り返ってみると、全体は「依頼→結果→修正→限界→完成」の流れでした。

最初の依頼で現状分析をしてもらい、読者像が足りないと気づいたので修正指示を出して再編案を改善。そこからWordPress上での操作を依頼して、最後に人が命名と分類の最終確認をする——という流れです。

今回の環境では、やり取りは合計3往復で、依頼文を書く時間含めて10〜15分程度で完了しました。手作業でカテゴリ整理をする場合、現状の確認だけでもかなりの時間がかかるところでした。ただし、所要時間は環境やカテゴリ数によって変わるため、あくまで目安としてお考えください。

次に試すなら(読者へのヒント)

自分のブログでカテゴリ整理を試す場合、次のポイントを押さえておくと進めやすいです。

依頼文のコツ:

  • 最初は「カテゴリを整理したい。現状を分析して改善案を出して」とシンプルに頼む
  • 分析結果を見てから、読者像やブログの方向性を補足する(一度に全部伝えなくてよい)
  • カテゴリ名にこだわりがあれば「〇〇という名前は残したい」等の条件を添える

注意点:

  • WordPressのカテゴリを操作する前に、バックアップを取るか、テスト環境で試す
  • カテゴリの削除は取り消しが効かないため、空カテゴリを残すか消すかは自分で決める
  • 親子関係を変えるとURLが変わるケースがあるので、パーマリンク設定を確認する

カテゴリ整理以外にも、タグの整理や内部リンクの見直しなど、ブログの構造をいじる作業はClaude Codeに頼みやすい領域です。今回の依頼文の書き方を応用すれば、さまざまなサイト管理タスクに使えます。

カテゴリ整理以外にも、下書き作成やタイトル案、見出し構成など、ブログ運営の各ステップをまとめて知りたい場合は、Claude Codeでブログ運営を効率化する記事まとめを参照してください。

まとめ

カテゴリの現状分析と再編案の設計までは、依頼文を出すだけで進みました。WordPress上での操作も今回の検証では正確に実行されています(独自の管理モジュールとAPI連携が前提です)。

一方で、カテゴリ名が読者に伝わるか、分類の粒度が適切か——このあたりはブログの方向性で正解が変わるため、最終判断は人がやるしかありませんでした。

分析・再編案・実作業のかなりの部分は任せられますが、カテゴリ名と読者目線の最終判断は人がやる——というのが、今回の検証で見えた境界線でした。

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