「ファイルを作って」——たったこれだけ日本語で頼むだけで、新しいファイルが手元にできる。コマンドを1つも打たずに。Claude Codeをインストールした直後、「で、何を入力すればいいの?」と止まっているなら、以下の3つの依頼文をそのままコピペして試してください。
コマンドなしでファイルが作れるって、本当?
作れます。Claude Codeの画面に「hello.txtというファイルを作って」と入力するだけで、ファイルができます。コマンドプロンプトの知識も、プログラミングの文法もいりません。
「え、本当に?」と思うかもしれません。「AIツールを使うにはコマンドを覚えないといけない」と思い込んでいる人もいます。しかし、Claude Codeは自然言語——つまり普通の日本語——で指示を受け取ります。キーボードで日本語を打てるなら、もう準備はできています。
コピペですぐに試せる依頼文を3つ用意しました。どれも数秒で結果が返ってきます。まずは1つ目を試して、自分の目で「本当に動くんだ」と確かめてみてください。
始める前に確認しておくこと
依頼文を試す前に、5つだけ確認させてください。といっても難しいことではなく、リストを順に見ていくだけです。
- Windows 10 または Windows 11 が動いているパソコンであること
- Git for Windows がインストール済みであること(WindowsでClaude Codeを動かすために必要です。まだの場合は公式サイトからダウンロードしてください)
- Claude Codeがインストール済みであること(インストール手順は別記事で扱っています)
- ターミナルが開けること——PowerShellまたはコマンドプロンプトを開いてください
- Claude Pro・Max・Team・Enterpriseのいずれかのプランでログイン済みであること(無料プランではClaude Codeを利用できません)
5つともクリアしているか確認したら、ターミナルで claude と入力してEnterを押します。画面に > マークや入力を待っているような表示が出れば、準備完了です。
>
この > が表示されたら、Claude Codeが入力を待っている状態です。いよいよここからが本番です。
入力欄はどこにある?
「で、どこに入力するの?」——ターミナルの中にある > の右側が、入力欄です。ここに日本語でそのまま書けます。
日本語入力がオンになっていれば、普通に日本語を打てます。「ファイルを作って」と入力してEnterを押すだけ。特別な構文もコマンドもいりません。
入力のイメージ:
> hello.txtというファイルを作って、中身は「こんにちは、Claude Code!」にして
このように入力してEnterを押すと、Claude Codeが内容を理解してファイルの作成に取りかかります。日本語で伝わるのか不安になるかもしれませんが、Claude Codeは日本語の指示をしっかり理解します。
3つの依頼文を試してみる
パターン1: ファイルを作ってもらう
以下の文をそのままコピーして、入力欄に貼り付けてEnterを押してください。
hello.txtというファイルを作って、中身は「こんにちは、Claude Code!」にして
期待される結果: Claude Codeがファイルの内容を表示し、「このファイルを作成しますか?」のような確認を求めてきます。
よくある誤解: 「ファイルを作るにはコマンドを覚えないといけない」
実際は、上のように日本語で頼むだけで作れます。コマンドラインの操作を1つも知らなくても大丈夫です。Claude Codeが内部で必要なコマンドを実行してくれます。
パターン2: 質問してみる
次は、ファイルを作る以外の使い方です。以下を試してください。
Windowsでファイルを削除するコマンドを教えて
期待される結果: Claude Codeが del コマンドや Remove-Item コマンドについて説明を返してきます。具体例付きで教えてくれるはずです。
意外と知らないポイント: Claude Codeは質問にも普通に答えます。ファイルの作成・編集だけでなく、「教えて」「調べて」という依頼にも対応します。なので、最初のテストとして質問を投げてみるのも立派な使い方です。
パターン3: フォルダの中身を見てもらう
3つ目は、すでに存在するものを読むパターンです。
このフォルダの中にあるファイルを一覧して教えて
期待される結果: 現在のフォルダにあるファイルとフォルダの一覧が表示されます。
よくある誤解: 「フォルダの中身を見るにはプログラミングの知識が必要」
そんなことはありません。上の文1行で一覧が表示されます。しかもこのパターンはファイルを一切変更しないため、最も安全なテスト方法です。何か試す時に不安があれば、まずは「見るだけ」の依頼から始めるのがおすすめです。
ファイルを作る、質問する、中身を見る——どれも日本語1行でできたはずです。
画面に表示される結果の読み方
依頼文を入力した後、Claude Codeが結果を表示します。特にパターン1(ファイル作成)では、少し見慣れない表示が出ることがあります。
差分表示(+ と -)
ファイルの作成や変更をする際、Claude Codeは「こう変更します」という内容を表示します。
+ こんにちは、Claude Code!
行頭の + は「新しく追加される行」を意味します。反対に - が出た場合は「削除される行」です。この表示を見て、「本当にこの内容でいいか」を確認します。
承認プロンプト(Y/N)
ファイルの作成・変更を実行する前に、Claude Codeは確認を求めてきます。英語で次のように表示されることがあります。
Allow this action? (Y/n)
これは「この操作を許可しますか?」という意味です。内容を確認して問題なければ Y を入力してEnterを押してください。やり直したい場合は n を入力すればキャンセルできます。
コマンドの実行結果
パターン3のようにファイル一覧を表示した場合、結果がそのままテキストで表示されます。特別な操作は不要です。
以上が、依頼→結果確認→承認という一連の流れです。
エラーが出たらどうする?
うまくいかなかった場合の対処法を2つのパターンで説明します。落ち着いて読めば、どちらも自分で解決できます。
パターンA: 「claudeが見つかりません」と出る場合
'claude' は、内部コマンドまたは外部コマンド、
操作可能なプログラムまたはバッチ ファイルとして認識されていません。
このメッセージが出た場合、Claude Codeが正しくインストールされていない可能性があります。インストール手順をもう一度確認してください。
このメッセージをそのままClaude Codeに伝える必要はありません(Claude Code自体が起動していないため)。代わりに、インストール手順を見直してから再度 claude と入力してみてください。
パターンB: 「Authentication error」と出る場合
Error: Authentication failed. Please run 'claude login' to authenticate.
これはログインが完了していないことを意味します。一旦Claude Codeを終了し、もう一度 claude と入力して起動し直すと、ログインの案内が表示されます。画面の指示に従ってログインを済ませてから再度試してください。
このエラーが出た時は、エラーメッセージをそのままコピーしてClaude Codeに貼り付けてみるのも一つの手です。Claude Codeは自分が出したエラーメッセージを理解できるので、解決方法を教えてくれます。
パソコンは壊れないか?
この不安を持つ人は多いです。確認しておきたい事実があります——Claude Codeは、ユーザーの許可なくファイルを変更しません。必ず先ほどの「Allow this action? (Y/n)」で許可を求めてきます。n を選べば何も起こりません。
最後に確認しよう
3つの依頼文のうち、少なくとも1つは成功したでしょうか。パターン1(ファイル作成)を試した場合、実際にファイルができているか確認してみます。
- エクスプローラーを開く
- Claude Codeを起動したフォルダ(通常はユーザーフォルダ)に移動する
hello.txtがあるか探す
ファイルが存在していれば、成功です。Claude Codeがあなたの指示を理解して、正しくファイルを作成した証拠です。
ここまでできたら、次はより実用的な使い方に進めます。
- CLAUDE.mdを作る: プロジェクトごとにClaude Codeへの指示をまとめたファイルを作ると、依頼がより的確になります
- もっと複雑な依頼を試す: 複数のファイルを一度に作る、コードを書いてもらうなど、できることはどんどん広がります
- 関連記事を読む: インストール手順やエラー対処など、このブログの他の記事も参考にしてください
最初の依頼は、日本語で自然に書けばいい。それだけ覚えておけば、あとは試しながら覚えられます。
まとめ
Claude Codeへの最初の依頼は、日本語で自然に書けばいい——それがこの記事で一番伝えたかったことです。コマンドを覚える必要も、プログラミングの知識もいりません。「ファイルを作って」「教えて」「一覧して」——どれも普段の会話のような言葉で伝わります。
3つのパターンを試して、自分の環境でClaude Codeが動くことを確認できたはずです。この体験があれば、次はCLAUDE.mdの活用や、もう少し複雑な依頼にも自然に手が伸びるはずです。
