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Codexの設定を整理する

公開 2026-09-12 更新 2026-09-12

Codexの設定を整理する

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Codexの設定を変えたのに反映されないとき、入力した値よりも「どの場所の設定を読んでいるか」が原因になっていることがあります。この記事では、ローカルCodexの設定ファイルの場所と優先順位、変更を小さく確かめる方法を整理します。

主な対象はCodex CLIとIDE拡張です。ChatGPTのWeb画面に設定ファイルを貼り付けても、PC上のCodex設定が変わるわけではありません。

自分全体とプロジェクト限定を分ける

設定ファイルはTOMLという形式で書きます。項目名と値を = で結び、まとまりを [名前] で表す形式です。

場所 主な役割
~/.codex/config.toml 自分のCodexで共通に使う既定値
プロジェクト内の .codex/config.toml そのプロジェクトに限定した設定

~ はユーザーのホームフォルダーを表します。標準的なWindows環境なら C:\Users\自分のユーザー名\.codex\config.toml が対応します。Codexの保存先を変更している環境では実際の場所を確認してください。

プロジェクトの設定は、信頼済みのプロジェクトだけで読み込まれます。他人から取得した設定は、内容を確認してから扱います。

IDE拡張では、歯車から Codex Settings → Open config.toml と進む方法が公式資料にあります。見つからないときは、利用中の拡張の版と公式案内を確認します。

同じ項目が複数あるときの優先順位

2026年9月12日時点の公式資料では、上から優先されます。

  1. CLIの起動フラグと --config による指定。
  2. 信頼済みプロジェクトの .codex/config.toml。プロジェクトのルートから作業中のフォルダーへ近い設定が優先。
  3. --profile で選択したプロファイルのファイル。
  4. ユーザーの ~/.codex/config.toml
  5. サインインしたワークスペースから配信されるクラウド管理の既定値。
  6. システム設定がある場合、その設定。
  7. 組み込みの既定値。

たとえばユーザー設定を変更しても、同じ項目をプロジェクトや起動時に指定していれば、そちらが使われます。この順位とは別に、組織が強制する管理上の制限が存在する場合があります。

下の図は設定を変更するときの確認順です。優先順位の一覧そのものとは区別してください。

各段階で確認してから、次の操作へ進みます。

図解Codexの設定を整理する:進める順番
  1. 1場所を確認ユーザー全体かプロジェクト限定か
  2. 2上書きを調査起動時指定・プロジェクト・プロファイルを見る
  3. 3一項目を変更元を控え、公式の項目と値で試す
  4. 4反映を確認新しいタスクで確認し、差分だけ戻せる状態にする

具体的な依頼と、結果の確かめ方は本文にあります。

最初に作業場所を確認し、次に上書き元を探します。設定を増やし続ける前に、同じ項目がほかにないかを見ます。

まず変更しないで調べてもらう

設定に慣れていない場合は、Codexへ次のように依頼できます。

このプロジェクトでCodexの設定が置かれている場所を確認してください。
ファイルは変更せず、見つかった設定の役割と適用範囲を説明してください。
認証情報や秘密の値は回答へ引用しないでください。
読み取れない場所や、実際の有効値を確認できない項目は未確認としてください。

この依頼で調査できるのは、Codexが実際に読める範囲です。ファイルが見つからないことと、設定が一切存在しないことを同じ意味にしないのが大切です。

一つの変更を試す手順

  1. 元のファイルをコピーして控え、どの設定を変えるかメモします。
  2. 公式資料で項目名と利用可能な値を確認します。
  3. 対象の一項目だけを変更します。同じキーを同じ場所へ重複追加しません。
  4. 利用中のクライアントを再起動し、新しいタスクで目的の動作を確認します。
  5. 効果が不明なら、上位の設定と管理上の制限を調べます。

設定形式の例として、回答の雰囲気に関する項目は次のように書きます。

personality = "friendly"

これは形を理解するための例です。既存の設定をこの一行だけで上書きしないでください。TOMLでは [mcp_servers.example] などの見出しより下へ書くと、その表の項目として解釈されます。全体の項目を追加する場所と、特定サーバーの表の中を混同しないようにします。

反映されないときに確認すること

症状 確認すること
読み込みエラー 引用符、同じキーの重複、表の位置、項目名
エラーはないが変わらない 起動時の指定、プロジェクト設定、選択中のプロファイル
一つのプロジェクトだけ違う 作業フォルダーとプロジェクトの信頼状態
設定が拒否される 組織の管理制限、利用している版の対応範囲

困ったら追加した変更だけを元へ戻し、再起動して元の動作に戻るか確認します。ほかの人の更新が入っている場合は、控えでファイル全体を上書きせず、今回の差分を見て戻します。

承認の頻度と、ファイル・ネットワークへアクセスできる範囲は別の設定です。「止まるから」という理由だけで両方を広げる前に、必要な操作と対象を特定します。判断の考え方は承認と権限の基本へ進めます。

設定と作業ルールは役割が違う

モデルや接続先などの構成は config.toml、プロジェクトで守る作業方針はAGENTS.md、必要に応じて使う手順はSkillsで整理できます。外部ツールの設定はMCPの入門も参照してください。

この記事は公式の設定資料と照合した説明です。あなたのPCの設定を変更したり、各クライアントで設定反映を実測したりした結果ではありません。

目的別に設定を選ぶ場合は設定プロファイル、書式や項目の場所で迷う場合はTOMLの点検で小さな例から確認できます。

実行するプログラムへ値を渡す場合は、環境変数と.envファイルの違いを小さな例で確認できます。

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