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CodexでMCPを使う

公開 2026-09-12 更新 2026-09-12

CodexでMCPを使う

関連テーマ:設定と外部接続を理解する

Codexに外部の資料を読んでもらいたいとき、「MCPを追加」と言われても、何をつなぐのか分かりにくいものです。MCPは、AIと外部のツールをつなぐための共通の取り決めです。接続しただけで、すべての資料や操作が使えるわけではありません。

この記事では、ローカルのCodexアプリ・CLI・IDE拡張を対象に、接続前の確認から読み取りの試験までを整理します。ChatGPTのWeb画面のプラグイン設定とは操作場所が異なります。

まず「読みたいもの」を一つに絞る

たとえば「プロジェクトで使っているライブラリの公式資料を調べたい」という目的なら、資料を検索・取得できる接続先を検討します。予定表の編集やチームへの投稿機能まで、最初から追加する必要はありません。

接続先を選ぶときは、提供元の公式案内で次の三つを確認します。

  • 誰が運営し、どのURLまたはプログラムへ接続するか。
  • 読み取り以外に、作成・更新・削除・送信ができるか。
  • アカウント認証が必要か、どの資料やデータへのアクセスを許すか。

MCPサーバーは、接続先で機能を提供する側のプログラムです。自分のPCで動かすものと、ネットワーク越しに利用するものがあります。

接続には二つの形がある

方式 登録するもの 確認すること
STDIO 起動するコマンドと引数 PCで何が実行されるか、必要な実行環境があるか
Streamable HTTP 接続先URL 運営元、認証方法、利用できる操作

STDIOはローカルのプログラムと入出力を通して通信する方式です。HTTPはURLへ接続する方式です。コマンドやURLは、利用するサーバーの公式説明から取得します。例にある架空の値をそのまま登録しないでください。

下の図では、登録より先に接続先の確認を置いています。使える機能の一覧が分かってから、最初の読み取りを試します。

各段階で確認してから、次の操作へ進みます。

図解CodexでMCPを使う:進める順番
  1. 1接続先を確認運営元・方式・読み書きの範囲を見る
  2. 2登録と認証公式のコマンドかURLを設定する
  3. 3ツールを確認接続状態と利用できる機能を見る
  4. 4読み取り試験資料の内容と出典を照合する

具体的な依頼と、結果の確かめ方は本文にあります。

接続成功と、目的の資料を正しく読めることは別の確認です。最後に出典と内容まで照合します。

Codexアプリで追加する流れ

Codexが起動し、作業用プロジェクトを開ける状態から始めます。

  1. 設定の MCP servers を開き、Add server を選びます。
  2. 名前と方式を選び、公式案内のコマンドまたはURLを入力します。
  3. 保存し、案内に従って再起動します。
  4. OAuth認証が必要な接続先なら Authenticate から認証し、許可する範囲を読みます。
  5. 入力欄の /mcp でサーバーの状態や利用できるツールを確認します。

OAuthは、接続先の認証画面を通じて利用を許可する仕組みです。認証情報を記事のコメント欄や共有する依頼文へ書き込む必要はありません。

画面の名称や位置が異なる場合は、記事末尾の公式MCP資料で使っている画面の節を確認してください。会社の管理設定で追加できない場合は、その管理範囲を確認します。

CLIでは先にヘルプを確認する

Codex CLIを利用している場合、ターミナルで次を実行すると、インストール済みの版が持つMCPコマンドの説明を確認できます。

codex mcp --help

登録済みの一覧を調べるコマンドは次です。

codex mcp list

MCP設定は通常 ~/.codex/config.toml に置かれます。プロジェクトの .codex/config.toml は、そのプロジェクトが信頼済みの場合に読み込まれます。同じPCのローカルCodexクライアント間ではMCP設定を共有するため、別画面でも同じ接続が見えることがあります。設定の置き場所は設定ファイルの基本で整理しています。

最初は読み取りを一つだけ試す

接続後は、機密情報を含まない資料を対象に、たとえば次のように依頼します。角括弧は自分の対象に置き換えます。

[接続したサーバー名]で、[公式資料の題名]を探してください。
利用できる読み取りツールで、要点を三つと出典URLを示してください。
外部への投稿・更新・削除は行わないでください。
資料を取得できなかった場合は、推測で埋めずに原因を教えてください。

出てきたURLを自分でも開き、要点が資料にあるかを確かめます。「接続できた」と表示されても、対象資料への権限がなければ読めません。逆に資料を読めても、書き込みまで許可したことにはなりません。

うまくいかないときの切り分け

状況 次に見る場所
一覧に出ない 保存先、再起動、プロジェクトの信頼状態
ローカルサーバーが起動しない 起動コマンド、実行環境、表示されたエラー
認証で止まる サーバー指定の認証方式とアカウントの許可範囲
接続済みだが資料を読めない 対象資料の共有範囲、利用できるツール

使わなくなった接続は設定画面で無効化・削除し、再起動後に一覧から消えたことを確認します。外部サービス側に認可が残る場合は、そちらの連携管理も確認します。設定を直接編集する場合は、先に元のファイルを控え、対象サーバーの項目だけを変更します。

確認範囲と次の一歩

2026年9月12日の公式資料と照合しています。この記事では外部アカウントの新規接続やOAuth認証を実施していません。接続先ごとの動作は、実際に利用するサーバーで確認してください。

作業時に毎回適用するルールはAGENTS.md、必要に応じて呼び出す手順はSkillsへ分けられます。MCPは外部機能との接続を担当する、という役割の違いを押さえると整理しやすくなります。

手順や接続をまとめて追加したい場合は、プラグインの導入と接続確認を参照できます。

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