Claude Code+Z AI(GLM-5.1)で429エラー(code:1302)が出た時の直し方

原因はリトライ不足 1行追加で429解決

Claude Codeで作業中に「Rate limit reached」で止まる。Z AI(GLM-5.1)環境では、この429エラー(code:1302)が何度も出て、リトライ上限に達すると作業が完全にフリーズする。根本原因はリトライ回数のデフォルト値が少なすぎることで、settings.jsonにCLAUDE_CODE_MAX_RETRIESを100に設定すれば、Claude Codeが自動でリトライを繰り返すようになる。

目次

どんなエラーか ― 429(code:1302)の症状

作業中のターミナルに、突然こんなメッセージが出る。

Error: Rate limit reached
HTTP 429  Too Many Requests
Code: 1302

この「429」はHTTPステータスコードで、「リクエストが多すぎる」という意味。ブラウザで言えば、一度に開きすぎたタブをまとめてリロードした時みたいな状態だ。

大事なのは「code:1302」の部分。この1302はZ AI(GLM-5.1)固有のレートリミットコードで、Anthropic公式APIを直接使っている環境では出ない。あなたのClaude CodeがZ AI経由で動いているからこそ出るエラーだ。

よくある発生パターンは3つ。長い対話を続けている時、連続してコード生成させている時、そして何も特別なことをしていなくても突然——。5分おきに止まってはリトライ、また同じエラー。このループにハマった経験はないだろうか。

まず確認すること ― あなたの環境チェック

対処法が当てはまるか、3点だけ確認する。

① APIプロバイダーがZ AI(GLM-5.1)か
環境変数のANTHROPIC_BASE_URLがZ AIのエンドポイントを指していれば、Z AI経由で動いている。

② エラーメッセージにcode:1302が含まれているか
上で紹介したエラーの中に「Code: 1302」があるか。1302がなければ、別の原因の可能性が高い。

③ Windows 10/11環境か
この記事はWindows前提で書いている。

ついでにClaude Codeのバージョンも確認しておこう。コマンドプロンプトかPowerShellで:

claude --version

バージョンが表示されればインストール自体は問題ない。

原因 ― なぜZ AI(GLM-5.1)で429が多発するのか

実は、このエラー、Claude Codeが悪いわけでもZ AIが悪いわけでもない。単に「リトライの回数」が足りていないだけ、というケースがほとんどだ。

一番可能性が高いのは、リトライ回数の上限が低すぎることだ。

Claude Codeには429エラーが出た時に自動でリトライする仕組みがあるが、デフォルトの回数は意外と少ない。Z AIのレートリミットはAnthropic公式APIより厳しいため、あっさり上限に達してしまう。自動改札に例えると、切符が読み取れなくて3回だけリトライして「ダメなら締め出し」というルールなのに、改札自体が混み合っていて3回じゃ足りない状態だ。

これに加えて、Z AI側のリクエスト制限がAnthropic直結より厳しい傾向があることと、コード生成のような長いリクエストを連続すると1回で消費する枠が大きいことも要因として重なる。

でも根本はリトライ回数。これを増やせば、一時的な制限超えなら自動で回復する。

いちばん確率が高い対処 ― CLAUDE_CODE_MAX_RETRIESを100に設定

settings.jsonに1行追加するだけ。手順を順に追う。

settings.jsonの場所

Windowsの場合、Claude Codeの設定ファイルは以下の場所にある。

~/.claude/settings.json

~はユーザーフォルダ(WindowsではC:\Users\あなたのユーザー名)を表す。エクスプローラーのアドレスバーに%USERPROFILE%\.claudeと入力してEnterを押せば、対象のフォルダが開く。

補足: 過去のバージョンでは%APPDATA%\Claude\settings.jsonに配置される場合もあった。上記の場所に見つからない場合はそちらも確認する。

バックアップを取る

編集前に、必ず元のファイルをコピーして別名で保存する。settings.jsonの横にsettings.json.bakとしてコピーすればよい。何かあった時、元に戻せる。

編集前のコード例

例として、既にいくつか設定が書かれている場合を想定する。

{
  "permissions": {
    "allow": [
      "Bash(git:*)"
    ]
  },
  "env": {
    "ANTHROPIC_AUTH_TOKEN": "sk-xxxx"
  }
}

編集後のコード例

envオブジェクトの中に"CLAUDE_CODE_MAX_RETRIES": "100"を追記する。

{
  "permissions": {
    "allow": [
      "Bash(git:*)"
    ]
  },
  "env": {
    "ANTHROPIC_AUTH_TOKEN": "sk-xxxx",
    "CLAUDE_CODE_MAX_RETRIES": "100"
  }
}

ポイントはenvオブジェクトの中に書くこと。トップレベルに書いても認識されない。先ほどの自動改札の比喩で続けるなら、「リトライ回数を3回から100回に増やしてくれ」という設定を、正しい窓口に届けるイメージだ。

この設定について: CLAUDE_CODE_MAX_RETRIESはClaude Codeの環境変数として認識される設定項目。公式ドキュメントで明示的に案内されているかは執筆時点で未確認だが、実践的に機能することが確認できている。

JSONの書き間違いに注意

初心者が一番つまずきやすいのがここ。

  • カンマ忘れ: "ANTHROPIC_AUTH_TOKEN": "sk-xxxx"の末尾にカンマが必要
  • 余分なカンマ: 最後の項目の後ろにカンマは不要
  • 括弧の対応: {}の数が合っているか

ダメな例(末尾カンマ忘れ):

"env": {
  "ANTHROPIC_AUTH_TOKEN": "sk-xxxx"
  "CLAUDE_CODE_MAX_RETRIES": "100"
}

正しい例:

"env": {
  "ANTHROPIC_AUTH_TOKEN": "sk-xxxx",
  "CLAUDE_CODE_MAX_RETRIES": "100"
}

編集したら保存して閉じる。メモ帳でもVS Codeでも構わない。

設定が効いているか確認する

設定が終わったら、Claude Codeを一度完全に終了して再起動する。ターミナルを閉じて、新しいウィンドウを開けばよい。

起動したら、軽いテストプロンプトを投げてみる。

claude
> hello worldと表示するPythonスクリプトを書いて

429エラーが出ずに応答が返ってくれば設定は反映されている。

429が出た場合でも慌てる必要はない。リトライ上限を100に上げたので、一時的な制限超えならClaude Codeが自動でリトライして回復する。以前のように「リトライ上限に達しました」で完全に止まることはなくなるはずだ。

成功の目安: 429エラーが出ても、数秒〜数十秒待てば自動で再開するようになればOK。

ダメな時の追加対策

MAX_RETRIESを100にしても429が頻発する場合、別の原因が重なっている。上から順に試してほしい。

APIキーの確認

環境変数に正しいAPIキーが設定されているか。コマンドプロンプトで以下を実行:

echo %ANTHROPIC_AUTH_TOKEN%

sk-で始まる文字列が表示されなければ、APIキーの設定を見直す必要がある。空白や別の文字列なら、Z AIのダッシュボードで正しいキーを取得し直す。

Z AIのプラン制限を確認

Z AIのダッシュボード(利用状況ページ)で現在のプランと使用量を見る。無料プランと有料プランでレートリミット(単位時間あたりのリクエスト数)が異なる。無料枠の上限に達しているなら、制限がリセットされるまで待つか、プランを見直す。

リクエストを小分けにする

長い指示を一度に送らず、短い指示に分けて送ると制限に達しにくい。例えば「このファイル全体を書き直して」ではなく「まず関数Aを修正して」「次に関数Bを修正して」と分ける。1回のリクエストを軽くするほど、制限に引っかかりにくい。

それでもダメなら

上記を全部試しても改善しない場合、Z AI側に問題がある可能性がある。Z AIのサポート窓口かコミュニティフォーラムで、429エラー(code:1302)の多発を報告する。

解決したかどうかの判断基準と再発防止

「止まらなくなった」ではなく「止まっても自力で再開するようになった」が成功の目安だ。

再発防止のコツ:
– 長い指示は分割して送る(1回のリクエストを軽くする)
– 連続作業中は適度な間隔を空ける
– Z AIのプラン制限に近づいている時はリクエストを控えめにする

もし429以外のエラー(401認証エラー等)が出た場合は、この記事の対象外になる。APIキーやアカウント側の問題の可能性が高いので、別途対応が必要だ。

まとめ

429エラー(code:1302)の正体はZ AI(GLM-5.1)固有のレートリミット。settings.jsonのenvオブジェクト内に"CLAUDE_CODE_MAX_RETRIES": "100"を追記するだけで、リトライ回数が増えて作業の中断が大幅に減る。この設定値は実践的に機能することを確認しているが、公式ドキュメントでの案内状況は執筆時点で未確認。公式情報があればそちらを最優先してほしい。設定後は、429が出ても自動で再開するようになれば成功だ。

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