Zero Data Retention(ZDR)をClaude Codeで考える
公開 2026-04-25 更新 2026-09-11

関連テーマ:組織の接続先とデータの扱いを確認する
この記事の目次
ZDR(Zero Data Retention)は、対象契約・API・プロバイダーで、入力と出力を通常の不正利用監視用保持から除外する契約上の取り扱いです。一般ユーザーが設定画面でオンにする機能ではありません。保持ゼロとモデル学習への不使用も別の条件です。
「ClaudeのZDR契約はどこで申し込むのか」を調べている場合、Claude Code向けの公式案内では、対象となるClaude for Enterpriseの組織についてAnthropicの営業・担当窓口へ適用可否を確認します。Enterpriseの標準契約に自動で含まれるものではなく、管理画面だけで有効化することもできません。対象組織への有効化と、その組織で認証された利用であることを確認します。公式の対象と申請方法
混同しやすい3つの確認
ZDRという名前だけで三つすべてを判断しないようにします。
- 学習への利用入力や出力を学習に使う条件を契約ごとに確認。
- サービス側の保持対象API、保持の例外、適用条件を確認。
- PC・連携先の保存ローカル履歴、GatewayやMCPのログを別途確認。
一つが対象でも、他も同じとは限りません。現在の契約と接続先を添えて、管理者へ確認します。
| 確認したいこと | 分けて尋ねる質問 |
|---|---|
| モデルの学習への利用 | 入力や出力が学習に使われる条件は何か |
| サービス側での保持 | 対象契約で何が何日保存され、どんな例外があるか |
| PCや連携先での保存 | 手元の履歴や外部ツールのログが残るか |
一つの回答で、残りの二つまで確認できたことにはなりません。以下の確認時には、利用している契約と接続先を添えて尋ねます。
適用を確認する
まずClaude.aiのFree/Pro/MaxなどConsumer、Commercial API、Enterprise、Bedrock・Vertex・FoundryのどれでClaude Codeを使っているかを確定します。Consumer契約にZDRが付くと決めつけず、EnterpriseまたはCommercial契約の管理者・Anthropic Salesへ対象API、例外、監査、法令対応を確認します。BedrockやVertexならAnthropicのZDRだけで判断せず、AWS/GCP側の保持・ログ・CMEK条件を確認します。
「学習に使わない」は、サービスが一時的に入力を保持しないという意味ではありません。Claude Codeのローカル履歴、Gatewayログ、クラウド監視、MCP側の保存もZDR契約の対象外になり得ます。社内で機密データを扱う場合は、契約確認に加えてファイルdeny、最小権限、保持期間、削除手順を決めます。
ZDRが必要なら、対象組織・API・機能を契約書と担当窓口で確認し、実装側の設定を根拠に推測しません。利用経路やプラン名、保持条件は変更されるため、この記事の説明だけを契約の根拠にしないでください。公式Zero Data Retentionの対象と申請方法を2026年9月11日に再確認しました。Data usageとEnterprise setupも関連する資料です。契約の適用や実機動作は検証していません。
契約確認の記録には、組織ID、対象API、対象モデル、例外保持、サポート・不正利用監視、下流のCloud/Gatewayログを含めます。ZDRの名称だけで判断せず、管理者と法務が現行契約を確認した日付を残してください。
ZDR以外の送信・保持も含めて確認する場合はClaude Codeのデータ利用、組織の契約・接続先を決める場合は企業向け接続先の比較を参照してください。
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