Claude Codeでフォルダー整理を安全に進める
公開 2026-04-20 更新 2026-09-11

関連テーマ:ファイルと文章を整理する
散らかったフォルダーは、いきなり移動・改名させず、一覧と整理案を先に作ります。Windowsでは読み取り専用の一覧を作り、ドライラン(実際には移動せず、予定だけを出す試行)を確認してから変更します。
提案だけを依頼する
ファイルを動かす前に、戻せる予定表を作ります。
- 1一覧を出す対象フォルダーからinventory.csvを作る。元ファイルは維持。
- 2予定だけを見る旧名・新名・理由・保留を確認し、ドライランを読む。
- 3少数で試す控えを取り、上書きを避けて移動ログを残す。
- 4件数と参照を確認アプリやリンクが使えることを確かめてから対象を広げる。
判断できないものは保留に残します。整理案の生成だけで、移動や削除の許可にはしません。
練習用フォルダーに、調べたいファイルだけを入れたsample-filesフォルダーを用意します。その一つ上でPowerShellを開き、次を実行するとinventory.csvを保存できます。
Get-ChildItem -LiteralPath ".\sample-files" -File -Recurse |
Select-Object FullName,Length,LastWriteTime |
Export-Csv -LiteralPath ".\inventory.csv" -NoTypeInformation -Encoding UTF8 -NoClobber
元のファイルは変更せず、一覧だけを書き出します。-NoClobberは同名の一覧があると上書きを止める指定です。再度作るなら出力名を変えます。この例には隠しファイルや読み取れない場所は含まれないため、すべてのファイルの完全な棚卸しとは扱いません。CSVを開き、対象が練習用フォルダー内だけであることを確かめます。Export-Csvの公式説明
一覧ができたら、次を依頼します。
inventory.csvだけを分析し、拡張子・更新月・用途の候補で分類案を出して。
ファイルの移動、改名、削除、圧縮はしない。重複の可能性と判断できない項目を別表にする。
Claude Codeはファイルを読み書きしコマンドを実行できるため、対象パス、除外フォルダー、変更禁止を明記します。 概要
実行前の確認
分類案に対して、①アプリの設定ファイルを含めない、②同名ファイルを上書きしない、③日時や拡張子だけで内容を決めない、④復元できる移動ログを残す、を点検します。改名はCSVの旧名・新名・理由を作り、重複がないことを確認してから少数で試します。削除や完全自動の再帰移動は最後にし、バックアップまたはごみ箱へ戻せる方法を選びます。
期待する出力
良い出力はフォルダー木、変更予定の一覧、保留項目、実行コマンド、戻し方です。「整理して」だけでは判断が不足するため、日付ベースか用途ベースかを依頼文で決めます。複数ファイルの処理はドライランを出させ、結果と件数を照合します。
文章の整理はテキスト整形、IDEで差分を見る場合はVS Code拡張との比較、プロジェクト全体のルールは設定ファイルを参照してください。
限界
AIはファイルの価値や個人情報の有無を完全には判断できません。写真・契約書・バックアップ・暗号化データは人が分類し、移動後にアプリが参照できるか確認します。
作業後は、旧パスが残っていないか、同名ファイルが増えていないか、ショートカットやアプリの参照先が切れていないかを確認します。日付だけで分類すると、後から用途が分からなくなることがあります。迷うファイルを「要確認」に残すことも整理の結果です。移動ログには時刻、旧パス、新パス、処理結果を記録し、再実行時は既に処理済みの項目を除外します。
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